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「スプーンやコップをポロっと落としてしまう…」食事の自立を助け、握力を取り戻す「腕と手のひら」のマッサージ

皆様、おはようございます。
名古屋北区施術所、代表の内山です。

5月1日、金曜日。
本日は、私たちの拠点である名古屋市北区からブログを更新しております。

今日からいよいよ5月がスタートですね。世間はゴールデンウィークの真っ只中で、名古屋市内でも初夏を思わせる爽やかな風と青空が広がっています。デイサービスなどがお休みになり、ご自宅での介護の負担が普段より増しているご家族様や、連休中も変わらず現場を支えてくださっている施設スタッフの皆様、毎日本当にお疲れ様です。

さて、本日は毎日の「お食事」の場面などで見られる、利用者様の「手元の筋力・感覚の低下」についてお話しします。

* 「自分で食べようとするけれど、スプーンや箸をポロっと落としてしまう」

* 「コップをしっかり握れず、飲み物をこぼしてしまうことが増えた」

* 「結局、私が口まで運んで食べさせており、付きっきりで食事介助の時間が長引いている」

ご本人が「自分で食べる」ことは、脳への刺激となり認知機能の維持にとても重要です。しかし、物を落としてしまうことが続くと、ご本人も自信を失い、介助者の方の負担も大きく増えてしまいます。

## なぜ、物をしっかりと握れなくなってしまうのか?

「年をとって握力が落ちたから仕方ない」「認知症で持ち方がわからなくなったのかな」と思われがちですが、理学療法的な視点で筋肉と神経の状態を見ると、大きな原因は「前腕(肘から手首)の筋肉の慢性的な疲労・短縮」と「指先の感覚低下」にあります。
人間の手は、肘の下から伸びている筋肉(前腕屈筋群など)が収縮することで、指を曲げて物を強く握ることができます。

しかし、長期間ベッド上で手をあまり動かさなかったり、逆に杖や車椅子の手すりを常に強く握りしめている生活が続くと、この腕の筋肉がガチガチに縮こまったまま固まってしまいます。 

筋肉は「伸び縮みするゆとり(ストローク)」があって初めて力を発揮するため、すでに縮んで固まっている状態では、それ以上強く握り込む力を生み出せなくなってしまうのです。

さらに、腕の筋肉が固まると手先への血流が悪くなり、指先の感覚(触覚)が鈍くなります。「自分が今どれくらいの力で物を握っているのか」が脳に伝わらなくなるため、無意識のうちに力が抜けてポロっと落としてしまうのです。 

## ボールを強く握らせる前に、腕の「ゆとり」と「血流」を取り戻す

握力を鍛えようとして、いきなりリハビリ用のボールを強く握らせる訓練をすると、固まった筋肉がさらに疲労してつってしまうことがあります。

私たちあん摩マッサージ指圧師は、無理に筋トレをするのではなく、まずは原因となっている「肘から下(前腕)」と「手のひら」の筋肉にアプローチします。
医療マッサージで、カチカチに張った腕の筋肉をじんわりと温めながら、手のひらや指の付け根まで丁寧に解きほぐしていきます。

腕の筋肉が緩んで本来の長さを取り戻すと、指を動かすための「ゆとり」が生まれ、少しの力でもしっかりと指が曲がるようになります。同時に、手先への血流がパッと良くなることで、指先の感覚(センサー)が復活し、「物を握っている」という感覚が脳に正しく伝わるようになります。

## 「自分で食べられた!」が、食欲と生きる喜びを刺激する

「マッサージの後は、スプーンを落とさずに最後まで自分で食べきることができました!」

「自分でコップを持ってお茶を飲んでくれるので、私の食事介助の手間が本当に減りました」

物をしっかりと握れるようになることは、食事の自立を促し、介助者の方の負担を劇的に減らすことに直結します。

そして何より、「自分でご飯が食べられた」という達成感は、ご本人の食欲を引き出し、表情を明るくする最高のスパイスになります。

名古屋北区施術所では、単に痛みを取るだけでなく、こうした「日常生活の『できること』を増やし、ご本人の尊厳を守る」ための実践的なマッサージに全力で取り組んでいます。

健康保険を使った定期的な訪問マッサージはもちろん、「まずは自費で、この手のこわばりをなんとかしてあげたい」といったご要望にも柔軟に対応しております。

「最近、物をよく落とすようになって食事介助が大変だ」と感じる利用者様がいらっしゃいましたら、ご本人が完全に自分で食べることを諦めてしまう前に、ぜひ私たちにご相談ください。名古屋市北区を拠点とし、周辺地域へ幅広くお伺いいたします。

連休中も、皆様が少しでも穏やかな時間を過ごせますように。

【無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ】
**名古屋北区施術所**
地域のケアマネジャー様、施設担当者様、今月もよろしくお願い申し上げます。
医療保険(健康保険)を使った在宅マッサージ・鍼灸に加え、実費診療(自費)での施術も承っております。

握力低下の予防、手指の感覚改善、食事の自立支援など、現場のリアルなお悩みにも全力で向き合います。

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※訪問中で出られない場合もございますが、必ず折り返しいたします。

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※変形徒手矯正術、運動療法的なアプローチも含め、身体機能の維持・改善に全力で向き合います。
2026年05月01日