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「痛い!引っ張らないで!」移乗のたびに顔をしかめる「肩の痛み」の本当の理由

皆様、おはようございます。

フレアス在宅マッサージ名古屋北区施術所、代表の内山です。

2月28日、土曜日。
いよいよ2月も最終日ですね。今月もあっという間でしたが、週末も休まず利用者様の生活を支えてくださっているご家族様、施設スタッフの皆様、今月も本当にお疲れ様でした。

さて、本日はベッドから車椅子へ乗り移る「移乗介助(トランスファー)」の際に、現場の皆様がヒヤッとさせられる、あるお悩みについてお話しします。

「脇に手を入れて支えようとしたら、肩を痛がって大きな声を出された」
「着替えで腕を通すだけで、顔をしかめて痛がる」

こんな時、介助する側は「私のやり方が乱暴だったかな」「無理に引っ張って筋を痛めてしまったかも…」と、とても申し訳ない気持ちになってしまいますよね。
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それは介助者のせいではなく、「肩甲骨のサビつき」かもしれません

もちろん、無理に腕を引っ張るのは禁物ですが、少し触れたり動かしたりしただけで激痛が走る場合、理学療法士の視点で見ると「肩関節の構造的な問題」が起きているケースがほとんどです。

その原因の一つが、「肩甲骨が背中にへばりついて動かないこと」です。
私たちが腕を上げる時、腕の骨だけでなく、背中にある肩甲骨も一緒にスライドして動いています。

しかし、円背(背中の丸まり)が強い方や、寝ている時間が長い方は、肩甲骨周りの筋肉がガチガチに固まり、肋骨に癒着したように動かなくなってしまいます。

その「肩甲骨が固定された状態」で腕だけを上に持ち上げようとすると、肩の関節の中で骨と骨がぶつかり合い、靭帯や神経が挟み込まれてしまいます(これをインピンジメント症候群と呼びます)。

これが、移乗や着替えのたびに走る「鋭い痛み」の正体です。

麻痺のある方の「亜脱臼」にも要注意です

また、脳梗塞などの後遺症で片麻痺がある方の場合、麻痺側の肩の筋肉が緩みきってしまい、腕の重みで関節が少し抜けかかっている「亜脱臼(あだっきゅう)」を起こしていることがよくあります。

この状態で脇の下を無理に支えたり、腕を引っ張ったりすると、関節を痛めるだけでなく、さらなる麻痺の悪化を招く危険があります。

私たちの手で「肩甲骨に遊び」を作ります

痛がる肩を無理に動かすのは危険ですが、かといって「痛いから」と全く動かさないでいると、関節は完全に固まり、衣服の着脱すら不可能になってしまいます。

そこで、私たちあん摩マッサージ指圧師・鍼灸師の出番です。

私たちは、いきなり腕を上げたり引っ張ったりはしません。

まずは、うつ伏せや横向きの姿勢で、肩甲骨の隙間や、胸の前側(大胸筋)など、肩を内側に引っ張っている筋肉を医療マッサージでじっくりと解きほぐします。

筋肉が緩み、肩甲骨に本来の「遊び(スライドする動き)」が戻ってくると、関節の中で骨がぶつからなくなり、スッと痛みなく腕が上がるようになるのです。

痛みが強い場合には、鍼灸治療で関節深部の炎症を鎮めるアプローチも非常に有効です。

痛みのない介助が、お互いの笑顔を守る

「腕が上がりやすくなって、着替えの時間が半分になりました!」

「移乗の時に痛がられなくなり、私自身の精神的な負担もすごく減りました」

このようなお声をいただくと、私たちのケアが利用者様だけでなく、介助する方々の心も軽くできているのだと実感し、本当に嬉しく思います。

フレアスが掲げる「日本の在宅事情を明るくする」という理念のもと、私たちは現場の「困った」に寄り添い続けます。

健康保険を使った定期的な訪問マッサージに加え、「保険外でもいいから、とにかくこの肩の痛みを和らげてほしい」「介助で疲れた自分の肩や腰も診てほしい」といったご要望にお応えする実費診療(自費施術)も承っております。

「最近、腕を触るだけで痛がるようになったな」と感じる利用者様がいらっしゃいましたら、介助が本格的に困難になる前に、ぜひ私たちにご相談ください。

【無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ】

フレアス在宅マッサージ 名古屋北区施術所
(運営:株式会社UCPG)

地域のケアマネジャー様、施設担当者様、今月も連携ありがとうございました。

医療保険(健康保険)を使った在宅マッサージ・鍼灸に加え、実費診療(自費)での施術も承っております。

関節の痛みや拘縮に対する専門的なアプローチも、ぜひお任せください。

お問い合わせ(担当直通)
080-7771-5414
※訪問中で出られない場合もございますが、必ず折り返しいたします。
FAX番号
052-308-6966
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対応エリア:名古屋市北区・東区・守山区・春日井市・小牧市・北名古屋市など

※変形徒手矯正術、運動療法的なアプローチも含め、身体機能の維持・改善に全力で向き合います。
2026年02月28日